- 最終更新日: 2022.09.24
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特Aコシヒカリをアウトドアで!アルミメスティン一体型無洗米【AOZORA GOHAN(あおぞらごはん)】BBQで食べたリアルな感想は?アンケート結果をご紹介
こんにちは!Bavi編集部です。
Baviおすすめのバーベキュー(BBQ)アイテムについて、取材情報をお届けします。
今回は、メスティン一体型アウトドア専用米「AOZORA GOHAN(あおぞらごはん)」についてご紹介いたします。
あまり聞き慣れない名称だと思いますが、要するにアルミ箔でできたメスティン(飯ごう)に真空パックされたお米がセットで入っているアイテムです。なので、「AOZORA GOHAN(あおぞらごはん)」と水、ガス等があればごはんが炊けちゃうんですね。
しかも、魚沼産コシヒカリに引けを取らない程美味しい、栃木県産コシヒカリを使用。キャンプやバーベキュー等のアウトドア、屋外フェス、災害時など、幅広いシーンでワンランクアップした食事を提供してくれます。
そんなAOZORA GOHAN(あおぞらごはん)を本コラムで深堀します!
今回、開発者であるRIGHER合同会社 代表 澁木さんからお聞きした情報と合わせて、リアルな感想を知りたい!ということで、Baviが出張バーベキューの現場とTwitterを通じてとったアンケートを掲載します。
せっかくなら「アウトドアでも美味しいごはんが食べたい」というあなた、必見ですよ!
目 次
AOZORA GOHAN(あおぞらごはん)とは?
真空パックの状態の栃木県産コシヒカリとアルミパック型メスティンがセットになったものです。通常、キャンプやバーベキューでは、米とメスティンを別々に用意する必要がありますよね。
AOZORA GOHAN(あおぞらごはん)の場合は計量要らず、準備要らず。中に入っている1パック1人前(120g)の無洗米をアルミパック型メスティンに入れて、水を注ぎ、火にかけるだけ。
これまで、ありそうでなかったシステムだと思いませんか?
パックごはんを湯煎で温める方法や炒めてチャーハンにする方法はネットでも紹介されていますが、AOZORA GOHAN(あおぞらごはん)ならこれ一つでOK。とってもシンプルです。
ちなみに余談ですが、このアルミパック型メスティン、静岡県民の皆さんにとって馴染みのある「給食ごはん」だとか。(笑)
静岡県の一部地域では、個別炊飯方式といって、1人ひとりアルミ箔容器に入ったごはんが給食で配られるそうです。(参照:静岡県学校給食会)
AOZORA GOHAN(あおぞらごはん)のポイント
特A評価のコシヒカリを炊き立てで
特A評価の栃木県産コシヒカリを使用
AOZORA GOHAN(あおぞらごはん)は、栃木県 喜連川 早乙女地区産コシヒカリを使用しています。
栃木県産コシヒカリは「日本穀物検定協会」が行う食味試験で特A獲得の常連です。(令和3年、令和元年獲得)これは、新潟県魚沼産コシヒカリと同等評価ということです。
甘味が強く風味豊かで、つや、もっちりとした弾力を感じられるお米です。
米作りに使用される荒川の水は、名水「尚仁沢湧水」が注がれ、ミネラルが豊富。さらに日本有数の日照時間の長さは米を甘くし、夏に多発する雷雨によって昼夜の寒暖差が生まれ、米が糖や栄養を蓄えるのです。
特A評価とは
みなさん、「日本穀物検定協会」が行う食味試験をご存知でしょうか?この協会は農産物検査法に基づいた登録検査機関で、食品の安全性や品質証明を行っています。
米の食味試験(ランキング)は、専門家による官能試験に基づいて毎年ランキング化しています。
※官能試験=基準米と試験米を比較評価する試験方法
※基準米=複数産地のコシヒカリブレンド米
評価の詳細は以下です。
特A…基準米より特に良好なもの
A…基準米より良好なもの
A’…基準米とおおむね同等のもの
B…基準米よりやや劣るもの
B’…基準米より劣るもの
(引用:日本穀物検定協会.”米の食味試験”.2022-08-07)
※試験米の評価であり流通するすべての米を検査した結果ではありません
準備、片づけが楽(時短)
通常の炊飯方法と比較(無洗米使用)
通常の炊飯方法
1.米の計量
2.保存容器に米を詰める
3.メスティンの準備
4.メスティンに米を入れる
5.メスティンに水を入れる
6.浸水する
7.メスティンを火にかける
8.メスティンを蒸らす
9.メスティンを洗う
AOZORA GOHAN(あおぞらごはん)の炊飯方法
1.メスティンに米を入れる
2.水を入れる
3.浸水する
4.メスティンを火にかける
5.メスティンを蒸らす
炊飯手順がシンプルで、準備や片付けがほとんど要りません。初心者でも手軽に炊飯できますので、アウトドアを楽しむ時間が増えますよ。
軽く、使い捨てOKのアルミパック容器
通常のメスティン自体、アルミでできているものが多く軽いのですが、AOZORA GOHAN(あおぞらごはん)の場合はアルミ箔容器になります。もちろん、食後使い捨てでも構いませんし、数回であれば繰り返し使用することも可能です。
※容器自体は約40gです。
※参考:以下のメスティンは220gです。
AOZORA GOHAN(あおぞらごはん)の炊き方
先ほども触れましたが、ここでAOZORA GOHAN(あおぞらごはん)の炊き方を詳しくご紹介します!
浸水時間を除けば約30分で炊きあがり!
1.メスティンに米を入れる
2.メスティンに水を入れる(約200ml)
3.浸水する(約30分)
4.メスティンを中火にかける(約15分)
コポコポと音がしてきたら弱火にする。
カチカチと音がしてきたら火を止める。
5.メスティンを返して蒸らす(15~20分)
※火傷に注意し、軍手や耐火グローブで行う
6.出来上がり
【アンケート】AOZORA GOHAN(あおぞらごはん)をBBQで食べてみた
調査概要
【調査名】AOZORA GOHAN(あおぞらごはん)に関するアンケート調査
【調査方法】 Bavi 公式Twitter、出張BBQ会場、社内にてアンケート用紙配布
【調査者】 ゼネラルパーソンカンパニー(株)
【調査期間】 2022年8月1日~8月31日
【統計データ数】31
【調査地域】 東京近郊(Twitterは全国)
【調査対象】試食者(ランダム)
今回、Bavi運営会社「ゼネラルパーソンカンパニー(株)」は出張バーベキュー会場および公式Twitterを通じてAOZORA GOHAN(あおぞらごはん)を無料配布。実際に試食していただいた方にアンケートを取り、評価点、課題点を調査しました。
※補足:【調査対象者の男女比】男性56%、女性44%【調査対象者の居住地】東京68%、静岡3%、千葉10%、埼玉7%、岐阜3%、その他3%【日常生活での主食比】米94%、パン7%【日常生活の米の購入価格】298~400円/kg
※割合は小数点以下切り上げ表示
ポイント
・栃木県産コシヒカリの認知度は、東京近郊では約74%
・価格(500円/120g)は「適当または安い」との判断が約65%
・味は「美味しい、まぁまぁ美味しい」という評価が約58%
・炊飯手順は「簡単、手間ではない」という評価が約55%
・今後も「買いたい」という割合が約52%
・総合評価平均3.5点
集計結果
総合評価(1~5点)
平均3.5点、4点以上の合計17名(31名中)
その他
・価格は高いが子どもが楽しめそうなので家族分買いたい
・炊飯手順や火加減調整は慣れが必要
・アレンジメニューがあるとよい
・炊飯用の水を付属してほしい
・価格を下げてほしい
・火加減が難しい
所感
今回のアンケートでは、調査概要にあるように、日常的に米をよく食べるユーザーが回答しています。
また、普段よく購入している米の価格帯は298~400円/kgということで、それに比べればAOZORA GOHAN(あおぞらごはん)の商品価格は「高い」と感じる方がいる一方、アウトドアの場面では「適当、安い」と考えるユーザーが多くいたようです。
なお、関東では栃木県産コシヒカリの認知度は高く、約7割の方が食べたことがある、または知っているとのこと。特A評価の米だけあって、半数以上が好評価でした。まずいという意見は今回全くありませんでした。
自信を持って品質の良いアイテムだと言えますが、より美味しく炊ける手順や火加減調整法をどう伝えるかが今後の課題となりそうです。
この「炊き方」ですが、日常で炊飯器を使い慣れている私達には少し難しく感じることもあるかもしれません。幼いころ聞いた「はじめちょろちょろ中ぱっぱ…赤子が泣いてもふた取るな」ですね。
さらには、アウトドアの環境がガスか炭火かでその火加減調整の難易度が異なってきます。
今回のアンケートを通じて、皆さんのご意見を参考に今後の改善につなげていければよいですよね。ご協力ありがとうございました!
AOZORA GOHAN(あおぞらごはん)の基本情報
製品情報
【メーカー】RIGHER
【サイズ 】外径157×97mm、内径144×84mm、底径128×68mm、深さ52mm
【重量】160g(内容量120g)※参考:1合(150g)
【素材】アルミ(容器)
【価格】2000円(税込)※120g×4、送料込み
【購入方法】Amazon、BASE
公式サイト
公式SNS
・Instagram @aozoragohan_jp
・Twitter @aozoragohan_jp
・Facebook AOZORA GOHAN
問い合わせ
・WEBはこちら
企業情報
販売元:RIGHER
所在地:東京都南青山2-2-15-1214
連絡先:電話(03-6820-1402)※9:00~17:00/メール(info@aozoragohan.jp)
AOZORA GOHAN(あおぞらごはん)誕生秘話
開発者、RIGHER合同会社 代表 澁木さんの祖父母は栃木県喜連川地区の米農家。遊びに行く度、そこで作られた新鮮な野菜やお米を持ち帰らせてくれました。
東京で離れて暮らすようになった澁木さんに、しばらくして転機が訪れます。もらったお米がなくなり、近所のスーパーで初めてお米を購入した時のこと。いつも通り炊飯して、その味の違いに気づきました。
「栃木のお米の方が断然美味しい。」
今まで当たり前に食べていたお米ですが、比較して初めてその美味しさがわかりました。
「田舎のお米の美味しさを広めたい、守りたい」
「アウトドアでも美味しいお米を食べたい」
そうした孫としての思いから「AOZORA GOHAN(あおぞらごはん)」の開発に着手することとなりました。
普段からアウトドアに親しむ澁木さん。海釣りが趣味で、夏は必ずバーベキュー、友人とキャンプへ出かけることもあるそう。
お米事業を立ち上げたコロナ禍、訪れたキャンプ場でふと目にした炊飯風景が「AOZORA GOHAN(あおぞらごはん)」製品化のヒントになりました。
“周りのキャンパーさんや自分たち含め、皆さんお米を食料保存袋などに入れて持ってきているなぁと…。
またお米をはかるのも面倒だし、飯盒忘れたら炊けないし…と考えたとき、飯盒とお米がセットになっていたら忘れないのにと考えました。
そんなとき、静岡県の給食で出されているアルミパックごはんを知り、「これだ!」と思い、アルミパックを取り寄せて炊いてみたら美味しくて…商品化いたしました。”(RIGHER代表 澁木さん 2022.8.9)
緑豊かで温泉もある栃木県。その魅力の1つであるお米の美味しさを「AOZORA GOHAN(あおぞらごはん)」を通じて発信していきたいと考えています。
取材後記
・Bavi(出張サービス)で取り扱うようになった理由
Baviはバーベキュー場の情報サイトの運営以外に出張バーベキューサービスも行っています。その商品の1つとしてAOZORA GOHAN(あおぞらごはん)を仕入れています。
開発者澁木さんに開発に至るストーリーを伺い、商品への想いや情熱をしっかりお持ちで、若い女性がパワフルに行動されている姿に心打たれました。
評価点
・お米が純粋にうまい
・炊きたてのお米でよりうまい
・バーベキューソースと絡めるとさらにうまい
・外でお米を炊いて食べる環境が少ないので新鮮
・バーベキューは他に食材があるので1人前1つで十分
・コンロの上で炊けるので手軽
・使い切り使い捨てなので、メスティン等が要らずコンパクトで使用後洗うこともなし
・バーベキューでも使い勝手がいいが、キャンプだとより良いと思う
改善点
・決定的な炊飯方法が必要(動画、説明書の改善)
・アレンジ料理集があると参考にしやすい
・値段が1つ500円(定価)なので少しでも下がると手が届きやすいかなと思う(個人的に)
まとめ
今回は、「AOZORA GOHAN(あおぞらごはん)」についてご紹介しました。いかがでしたか?
特A評価の栃木県産コシヒカリ。現場アンケート通り美味しいお米です。開発者、RIGHER合同会社 代表 澁木さんの想いも乗せて、今後Baviでは出張バーベキューの現場で「AOZORA GOHAN(あおぞらごはん)」、取り扱っていきたいと思っています。
確かに、アンケートで皆さんが答えてくださったように、炊飯方法や火加減調整方法の分かりやすい伝え方については今後改善の余地があります。どうしても私達は炊飯器に慣れていますからね。
しかしながら、アウトドアを非日常の体験として捉えるのであれば、そうした「難しさ」を含めて、よりよい経験ができるかもしれませんよ。美味しいご飯が炊ける時間を家族や友人と楽しみに待ってみてはどうでしょうか?
参考情報
TIGER
一般財団法人 日本穀物検定協会
静岡県学校給食会
テーブルマーク株式会社
チームBaviはバーベキューのプロ集団。10年以上続く出張BBQサービスの経験を活かして、信頼できる情報をお届けします! 出張BBQのご用命はコチラ▶▶▶【Bavi(手軽にBBQ.com)】https://www.gpc-bbq.com/