最終更新日: 2021.10.01
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アイテム
バーベキューやキャンプで足もとをリラックス! シューズとしても使えるハイブリッドサンダル「moja」
![](https://bavi.jp/contents/wp-content/uploads/2021/09/IMG_5078-e1633056338846-300x200.jpeg)
季節は夏から秋に移り変わり、過ごしやすい時期となりました。
食欲の秋ともいえる今日この頃ですね。
そんな時期だからこそ、キャンプやバーベキューでは
できるだけリラックスしたいもの。
そんなアウトドアに欠かせないアイテムの一つが、サンダル。
なにかと脱ぎ履きし、適度に動きやすくて重宝するアイテムですね。
とりわけ、冷え込みが増してくる秋。
靴下を履いたままでも履けるスリップオンタイプの中から、
注目のリカバリーサンダルブランド「rig(リグ)」から
「moja(モージャ)」をセレクトしてみました。
※リカバリーサンダルは、足腰等への負担を軽減し、
アクティビティで疲労した足の回復を目的とした
機能的なサンダルのことを示します。
2019年に誕生した日本初のリカバリーサンダルブランド「rig」。
日本人の足の特徴に基づいたフットベッド(中敷き)を採用し、
快適かつ衝撃を吸収するよう設計されている点から、
アスリートを中心に認知度を上げつつあるブランドです。
その「rig」から誕生したのが、rig 初のリカバリーシューズ 「moja(モージャ)」になります。
筆者自身、左足は外反母趾とヘルニア、右足は靭帯を損傷しており、
できるだけ負担を軽くしたいがために、
リカバリーサンダルを愛用しています。
40歳を過ぎた頃からなので、かれこれ4年くらい
お世話になっているでしょうか。
仕事上レビューを書いていることもあり、
過去に5足は試していますが、
中でもmojaは、ありそうでなかったリカバリーサンダルとして
一目置いています。
では、mojaについて詳しく見ていきましょう。
目 次
土踏まずを気持ちよ〜くサポート
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形状は脱ぎ履きしやすく、通気性に優れたスリップオンタイプ。
一般的なサンダルの形状は既成されていて、
個人の足にカスタマイズできないのがほとんどです。
※比較として、HOKA ONE ONE(ホカオネオネ) 「ORA RECOVERY SLIDE」と
OOFOS(ウーフォス) 「OOahh」をピックアップします。
バックパックの容量的にゆとりがあれば、どちらかを忍ばせていました。
重くはないのですが、ただただ、かさばります(泣)
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【Amazon】HOKA ONE ONE(ホカオネオネ) 「ORA RECOVERY SLIDE」
![](https://bavi.jp/contents/wp-content/uploads/2021/09/31dlLvIq3TL._AC_-300x130.jpg)
ところが、mojaのアッパー素材はオープンメッシュで、
締め付け部分にはシューレースではなく、
素早くコントロールできるクイックシューが採用されています。
アッパーに備わっているゴムベルトが伸縮することにより、
好みに合わせてホールド感を調整できます。
持ち運ぶ際はかさばらず、適度な大きさに収納可能です。
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足を入れてみると分かるのが、フットベッドの心地よさ。
「A BAMBOO FOOT ARCH」と言われるアーチシステムを
取り入れており、土踏まずを強調しているため、
青竹踏と同様に、疲労により下がってくるアーチを支え、
血流を促してくれます。
参考サイト
rig FOOTWEAR OFFICIAL SITE (2021.9.23)
![](https://bavi.jp/contents/wp-content/uploads/2021/09/61lMuf3w9XL._AC_UL1200_-e1632457361330-300x118.jpg)
![](https://bavi.jp/contents/wp-content/uploads/2021/09/IMG_5063-2.jpeg)
また、親指の付け根にあたる部分が盛り上がっており、
無理に力むことなく、自然な足運びができます。
厚底ミッドソールが着地衝撃の40%をカット
![](https://bavi.jp/contents/wp-content/uploads/2021/09/IMG_5065.jpeg)
続いて、優れた衝撃吸収力。
長時間、立ったり歩いたりしていると実感できる点が、
ミッドソールに採用されている厚底の「MAXIMUM CUSHION EVA」がもたらす衝撃吸収です。
着地時の足腰への衝撃を約40%軽減。
着地する時のぐらつきを抑え、安定した動きを実現してくれます。
踵の高さとつま先の高低差(ドロップ)が程よくあるので、前へ歩きやすいです。
一方、OOFOS 「OOahh」はほぼフラット。
ドロップがあまりないと、(前へ進む)ローリング性が期待できず、
概ね自力の力で前へ進まないといけません。
川辺や山道、砂浜もラクラク!不整地を捉えるラグパターン
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アウトソールにはグリップ力が高い軽量ラバーを採用しています。
リカバリーサンダルというと、ソフトで柔らかな印象がありますが、
地面と唯一接するアウトソールは足運びにとって要です。
柔らかすぎると、かえって不安定になります。
参考までにOOFOS 「OOahh」のアウトソールと比較します。
![](https://bavi.jp/contents/wp-content/uploads/2021/09/61WHZXBmfML._AC_UL1200_-300x137.jpg)
【Amazon】[ウーフォス] ウーアー サンダル リカバリーサンダル コンフォート Ooahh
軽く柔らかいのですが、正直、登山道などといった不整地を
捉えるには心もとないです。
ただ、mojaのラグは不整地でも安定して歩けるラグパターン。
ソールの外側の側面は硬め、中面はソフトで、
地面をしっかりと捉えてくれます。
つまり、地面と接する際にブレない着地ができ、
蹴り出す際は、つま先部分に力が伝わりやすい形状になっています。
なおかつ、柔軟に動く内部のソフトなラグは、
足元の安定感を生み、ナチュラルな歩きやすさを追求した作りとなっています。
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サンダルとシューズを担う万能ハイブリッドサンダル!
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![](https://bavi.jp/contents/wp-content/uploads/2021/09/IMG_5108-1.jpeg)
mojaの最大の特徴と言えるのが、
ヒール部分を踏み込むと、スライドサンダルに早変わりする点です。
通常のサンダルは一つの形状で、軽さはそこそこでも、
パッキングにはかさばりがち。
バーベキューやキャンプは川や山や海などに移動することもあれば、
テントや施設といった室内に入ることもあります。
自宅でのバーベキューでも、庭と屋内の移動はあるでしょう。
アクティブに行動する時はヒールをあげ、
踵をホールドするシューズに様変わり。
ヒールを倒し踏み込めば、サンダル。
折り畳まれたヒールは足裏を干渉することなく、
違和感が全くありません。
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mojaはサンダルとシューズの二役を担う、
ハイブリッドサンダルと言っても過言ではないでしょう。
しいて改善点を挙げるのであれば、
シューレースがやや長く、何かに引っ掛けてしまうリスクがある点。
そして、致し方ないことではありますが、
ヒールカップのホールドが気持ち弱い点。
とはいえ、これまで使用中に脱げたことはないのでご安心を。
mojaが秋のアウトドアライフを快適に♪
結果的に、moja一足あれば、キャンプ場ではサンダル、
アクティブな時や車の運転時にはシューズといった使い方もできるわけです。
リラックスとアクティブといった、シーンに応じた使いわけができ、
足元は常に快適に過ごせます。
もう間もなく、紅葉シーズン到来。
mojaでアウトドアライフの足元を彩ってみてはいかがでしょうか?
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![](https://bavi.jp/contents/wp-content/uploads/2021/09/71VggC2-4oL._AC_UL1280_-300x185.jpg)
【Amazon】[リグ] リカバリーシューズ moja:グレー
参考サイト
rig FOOTWEAR OFFICIAL SITE (2021.9.23)
トレイルライター/プロデューサー 1977年東京都出身。出版社等で編集記者を経て、フリーライターに転身。 神奈川県山岳連盟会員。