- 最終更新日: 2022.05.24
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雨にも負けず風にも負けずBBQしよう【雨風対策まとめ】快適に過ごすコツ
皆さんこんにちは!Bavi編集部です。
あっという間に今年の大型連休も終わりましたね。お天気に恵まれた日もあり、バーベキュー(BBQ)を楽しんだ方もいるのではないでしょうか。ですがせっかくのバーベキュー日和もそう長くは続かず…そろそろ梅雨の時期を迎えます。
すでに沖縄、奄美地方の梅雨入りが発表されました。その他地域も、5月末から6月中旬にかけて梅雨入りを迎える予想です(5月12日時点)。また、雨の日の前後は強い風が吹くこともあります。こんな天気じゃバーベキューなんて…と思う方も多いでしょう。
そこで、今回はこれまでご紹介したコラムの中から、バーベキュー時の雨や風の対策についてまとめてみました。出張バーベキュー歴10年以上のチームBavi推奨強風対策や、キャンパーライターが実践する雨の日でもバーベキューを楽しむコツをお伝えします!すぐ試せる小技が満載です。ぜひ参考に♪
プロ直伝!BBQ強風対策
バーベキュー時に風でお皿やコップが飛んでしまった、炭になかなか火が付かない…といった経験がある方は多いはず。慣れないと四苦八苦する「風」。今回はチームBaviのノウハウを活かし、前もってしておきたい対策と当日できる対策に分けてご紹介します。
<事前>風の対策法
●風のメカニズムを知る
・風は気温の変化と気圧の変化によって起こる
・基本、風は寒い方から暖かい方に向かって吹く(例えば海辺であれば気温と水温により風向きは異なる)
・夏冬は比較的気圧が安定しているため風は弱い傾向にあり、春秋は気圧が安定しにくいため強い風が吹きやすい
●天気図を確認する
気象庁HPより引用
・等圧線の確認…間隔が狭ければ狭いほど強い風が吹き、広ければ広いほど風は弱い
・風速の確認…風速とは、風の吹く速さのことで、空気が1秒間に何m動いたかを示す
例)風速10m…1秒間に空気が10m動いたことを表す
・風速3m程度でも火を取り扱うバーベキューは要注意
・風速5m以上だとテントやタープ倒壊の可能性もあり
・風速10m以上ならバーベキュー中止を決断
●慎重に会場選びをする
・海、都心(ビル風)、周りに何もない会場は風が吹きやすいと心得る
・山や木が多いところは比較的風が弱い傾向にある
<当日>風の対策法
●ひと工夫でお皿やお箸を飛びにくくする
置く場所の工夫
・クーラーボックスや食材ボックスの中に入れておき、必要な分だけその都度配る
・ビールの空箱などをテーブル横にガッチリと留め、カラトリーボックスとして利用する
・テーブル上に出す場合は、お箸やおしぼりを下におき、
お皿を蓋代わりにして養生テープで留める
おすすめの裏技!
・紙皿の裏に水を少し付ける
・数滴付けるだけで、紙皿がテーブルにくっつき、
飛ばされにくくなる
強風時はワンハンドトレーを
ワンハンドトレーとは?
・絵の具のパレットのように穴が空いており、親指を入れて片手で持てる
・プラスチック製で軽量だが強風でも飛ばされにくい
・コップやお箸など置くスペースあり
・耐熱仕様でバーベキューに最適
・洗って再利用できる
・カラーバリエーション豊富で、自分の皿を間違いにくい
●炭の着火は風をよけて行う
風よけを作る
・着火用の缶を置く
・板などで簡単に四方を囲む
強風時は着火には苦労するが、火が付いてしまえば風が酸素を運んでくれるため、炭の火力が落ちにくい
●テントは補強と設営を工夫する
しっかりとペグを打つ
・ペグと地面の角度が90~130度で打ち込む
・4つ角をきちんと打つ
風を斜めにそらす
・テントに垂直に風を当てないようにする
・骨組みが折れることを防ぐ
▼詳しくはこちら▼
チームBaviがおすすめするバーベキュー時の強風対策、いかがでしたか?バーベキューの計画を立てるときは、事前に風のメカニズムを知って天気図を確認し、慎重に会場選びを行いましょう。
もちろん、あまりの強風時はバーベキュー中止を決断する勇気も必要です。ただ、途中で急に強風になってしまう場合もありますね。そんな時、今回ご紹介した方法をぜひ試してみてください。
雨でもできる!?BBQ雨対策
バーベキュー当日に雨が降ったら、多くの人は気分が落ちてしまうもの。びしょ濡れになる、汚れる、準備や後片付けが大変…。場合によっては中止にすることも。しかし、雨対策をしっかりすればバーベキューは楽しめちゃいます!と言うキャンパーライターまゅたんさん。彼女が実践するバーベキューの雨対策についてお届けします。
雨の日のメリット
・直射日光が当たらない
・虫が少ない
・雨の日はバーベキュー会場が空いている
・連帯感が生まれる
・煙や臭いを抑えることができる
・声が届きにくく静かに楽しめる
・雨ならではの景色を楽しめる
・じっくり語り合える
雨の対策法
タープを張る
・スクリーンタープがおすすめ
・周囲を覆うネットや幕がついており、横殴りの雨でも壁を作ることができて濡れづらい
・車に連結できるカーサイドタープも雨の日に便利
・大雨になれば車にすぐ避難できる
・これから購入予定の場合は、火に強いコットン100%タイプかポリコットンタイプの素材がおすすめ
小雨ならパラソルやレインウェアで対策
・ワンタッチで広がるパラソルが1本あると便利
・レインウエア上下に、長靴があれば尚良い
ガスコンロを利用する
・雨の日は、炭が湿気って火が起きにくい可能性あり
・バーベキューではガスコンロの活用がおすすめ
屋根付きのバーベキュー会場を利用する
・バーベキュー予定日が雨予報であれば、あらかじめ屋根付きのバーベキュー会場を予約しておくという手も
・利用料金はかかるが快適に過ごせる
・手ぶらバーベキュー可能な会場も便利
橋の下を利用する(利用可能か要確認)
・河川敷でのバーベキューの場合は、橋の下を利用すると雨を避けられる
・ただし、橋の下は火気厳禁の場合もあり要確認
家の車庫やカーポートを利用する
・雨が降ったら出かけるのを中止して、おうちバーベキューもおすすめ
雨の日の注意点
タープについて
・雨が降ると足場が悪くなっている可能性があるため、タープを張る際は十分気を付ける
・ペグが抜けやすくなるため、雨の日のタープ張りはタープ用のウエイトがあると便利
・濡れたタープは帰宅してから乾燥させる
・家での乾燥が難しい場合は晴れの日に公園や広場で広げると良い
早めの撤収を
・雨の日は外が早めに暗くなりやすく、普段よりも早めの撤収を心がける
キャンパーライターまゅたんさんの雨の日でもバーベキューを楽しめる、雨対策についてご紹介しました。雨の日ならではのメリットがあるとは驚きですよね。土砂災害などに十分注意した場所選びをし、しっかり雨に備えた対策をすれば、意外と快適なバーベキューになるかもしれません。これから本格的な梅雨を迎えますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?今回は、梅雨入り前ということで、バーベキュー時の雨や風の対策についてまとめてみました。天気は予想通りにいかないことも多く、急な雨や風に見舞われることもあるでしょう。場所選びは慎重に行い、できる限りの対策をして、なるべく快適なバーベキューになるようにしたいものです。
参考情報:ウェザーニューズHP(2022.5.12)
チームBaviはバーベキューのプロ集団。10年以上続く出張BBQサービスの経験を活かして、信頼できる情報をお届けします! 出張BBQのご用命はコチラ▶▶▶【Bavi(手軽にBBQ.com)】https://www.gpc-bbq.com/