- 最終更新日: 2024.05.15
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BBQ下ごしらえ方法【食材準備まとめ】肉や野菜の切り方・漬け込み肉でうま味UP♪専門家監修
皆さんこんにちは!Bavi編集部です。
5月に入り、心地良く過ごしやすい陽気の日も多くなってきましたね。4月下旬には関東で既に真夏日を記録した地点もあるようです。となると、いよいよバーベキュー(BBQ)シーズン本番ですね!
今回はこれまでご紹介したコラムの中から、バーベキューの食材やその準備に関するコラムをまとめてみました。Bavi専属フードコーディネーター監修の肉と野菜の下ごしらえ方法をご紹介しています。
バーベキューをスムーズに行うためには、手早い食材準備が欠かせません。でも、現実は準備に手間取る方も多いはず。下ごしらえやちょっとの工夫で、当日会場では余裕を持って過ごしたいものです。ぜひ本コラムを参考に、バーベキュー準備にとりかかってくださいね!
目 次
BBQ下ごしらえのメリットと注意点
BBQ下ごしらえのメリット
会場ではどうしてもバタバタしてしまうもの。バーベキュー初心者、お子さん連れの方などなら尚更です。できれば食材は事前準備(下ごしらえ)がおすすめ。バーベキューの開始時間にもよりますが、可能であれば前日に行うと安心です。事前の下ごしらえは以下のメリットが考えられます。
・ゴミの削減
・調理の時短
・時間の節約
・保冷剤の補助に(冷凍して保存)
例外として…
・定番食材…事前に購入し、下ごしらえを済ませておく
・海鮮などの生もの、ご当地食材など…会場へ行く途中や現地のスーパー、道の駅などで購入し、会場で調理※会場で下ごしらえが必要なものはたくさん購入しないこと。会場に着いてからの準備は僅かで済ませましょう。
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BBQ下ごしらえの注意点
下ごしらえで注意すべきことは食中毒予防の衛生管理です。前日に下ごしらえを行う場合は、特に生肉の取り扱いには気を付けなければなりません。
食中毒予防の衛生管理
・十分な手洗い
・食材ごとに使い捨て手袋を利用
・下ごしらえ後、すぐに冷蔵庫(冷凍庫)保管
・肉の汁漏れ注意
BBQの肉下ごしらえ方法
せっかくのバーベキューなら、かたまり肉にチャレンジしてみても!そのまま焼いても良いですが、さらに美味しく食べるための切り方や下処理を実践してみましょう♪
塊肉の切り方
牛肉・豚肉の切り方のコツ
・基本的に縦に入る繊維に対して十字(垂直)に切る
・包丁は先からスライドさせるよう切る
・力任せに包丁を下に押すのは避ける
鶏肉の切り方のコツ
・繊維に対して十字(垂直)になるように、筋切りしてから切る
・黄色っぽい脂肪や血の塊、身からはみ出た脂身を取り除く
・切った後漬け込む場合は、皮目にフォークや包丁で穴をあけておく
肉を柔らかくする下処理
・筋切り
・筋取り
・肉叩き
加熱での反り返りを防ぐため、加熱前の肉の赤身と脂身の境界にある筋に、数箇所切れ目を入れ、「筋切り」します。噛み切れず、口当たりが悪くなる部位がある場合は、硬い筋を取り除いて「筋取り」します。厚めで硬そうな肉の場合はミートハンマーや包丁の背で軽めに叩いて柔らかくしましょう。
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BBQの肉漬け込み方法
下味の効果
・漬けたれ+肉でうま味UP
・安い輸入肉でも柔らかくジューシーに
・肉の臭み取りに
漬けたれの「グルタミン酸」+肉の「イノシン酸」、成分が合わさることで、うま味が何倍にも強く感じられます。また、漬けたれに含まれる「有機酸」の効果で硬い肉でも柔らかくジューシーな食感になります。
予算との兼ね合いで輸入肉を選ぶ場合、特に気になるのは独特の臭み。臭みを取りたいのならば、漬け込んで下味をつけることで、臭みとともに硬さも和らげましょう。
肉の漬け込み方法
漬け込み食材例
・焼肉のたれ
・フルーツ類
・野菜類
・ヨーグルト、麹類
・炭酸類 など
漬け込み時間は肉の厚さによっても異なります。漬け込み過ぎると食感が悪くなる場合があるので注意が必要です。今回挙げたのは、数十分~1時間程度と比較的短時間で漬け込むものです。詳しい漬け込み方法はこちらのコラムを!
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BBQの野菜下ごしらえ方法
野菜はたくさんの種類があり、それぞれが異なる形や特徴を持っています。バーベキューでは、なるべく火が通りやすく、かつ焦げないよう、野菜の下ごしらえをしましょう。
野菜の洗い方
・野菜についた土やホコリなどを取り除く
・すべての野菜をきれいに洗ってから使う(※きのこ類を除く)
きのこ類は、洗うと水っぽくなったり、栄養成分やうま味を流してしまうため、気になる方はふきんで拭く程度にしましょう。
野菜の切り方・レンジ加熱
・野菜はできるだけ事前に切って持参
・断面が変色しやすいものや、丸ごと焼くものはそのまま持参
・火が通りにくい野菜は、切った後にレンジ加熱
事前のレンジ加熱がおすすめの野菜例
・とうもろこし
皮ごと丸焼きにしたい場合は、生のままで蒸し焼きに。切る場合は、事前にラップして約5分(600W)レンジにかける、または沸騰した湯に入れて3~5分程度茹でます。柔らかくなり過ぎないように注意しましょう。
・人参
皮をむき、ヘタを切り落とします。好きな厚さに切ります(1㎝~1.5㎝幅の輪切りがおすすめ)。耐熱容器に人参を入れてラップし、レンジで約2分(500W)加熱、十分に冷まします。
・かぼちゃ、じゃがいも、さつまいも
かぼちゃは、約0.8㎝幅に切る。じゃがいもとさつまいもはきれいに洗い、変色防止のため皮はむかず、約1~1.5㎝幅の輪切りにし、水にさらしてあく抜きします。耐熱容器に入れてラップし、レンジで約2分~3分(500W)加熱後、十分に冷まします。
じゃがバターや焼きいもなどで丸ごと使いたい場合は、洗って濡れたままラップに包んで、レンジで約4~5分(500W)程度加熱します。十分に冷まして、アルミホイルに包みます。
調理直前のカットがおすすめの野菜例
・なす
丸ごと焼いて、焼きなすとして頂くのも良いですね。切った後は断面の変色が早いので、できれば調理直前に切りたい野菜です。事前の場合は、輪切りなど好きなサイズに切り、塩水か酢水に1時間程度さらし、水気を拭き取りましょう。
野菜の保存
・切り終わった野菜は水分を拭き取る
・レンジ加熱したものはよく冷ます
・必ず真空や密封できる袋に入れてすぐに冷蔵庫へ入れる
・自宅から会場へ持ち出す時は、保冷剤とともにクーラーボックスへ入れる
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コラムでは、切り方や事前加熱方法など野菜の下ごしらえについて詳しく紹介しています。また「きのこの簡単レシピ」をいくつか載せていますので、ぜひ参考に♪
BBQ下ごしらえのまとめ
今回は、バーベキューの食材やその準備に関するコラムについてまとめてみました。肉と野菜の下ごしらえ方法、参考になりましたか?
バーベキュー会場では食材準備だけでなく火起こしや、場合によってはテントの準備なども必要です。事前に食材の下ごしらえをしておけば、会場ではすぐに焼き始めることができます。調理の時短、時間の節約だけでなく、心に余裕も生まれますよ。
衛生管理には十分に気を付けて、ぜひ今回ご紹介した下ごしらえ方法を行ってみてください。いつもより楽に美味しいバーベキューができちゃうこと間違いなしです!
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