- 最終更新日: 2021.08.17
- アドバイス
本当に大丈夫?今こそ見直そう!withコロナ状況下でのバーベキューマナー☆
こんにちは!ユキです。
本格的な夏を迎え、すでにバーベキューを楽しんでいる方も
いるのではないでしょうか?
最近は新型コロナの影響もあり、専用のバーベキュー場だけでなく、
自宅の庭やベランダなどでもバーベキューを行う人たちが増えているようです。
☆こちらの記事もどうぞ☆↓
お家バーベキューを楽しむコツと注意点!
でも、みなさんはバーベキューを行う際に、周囲への配慮
を考えたことがあるでしょうか?
楽しんでいる自分たちをよそに、周囲の人たちに迷惑を
かけてしまっているかも、、、なんてことはありませんか?
今回は、バーベキューにおける基本的なマナーについてお話してみたいと思います。
次の章では、withコロナを踏まえたマナーについてお話しています。
皆さんの参考になれば嬉しいです。
バーベキューのマナー違反が増加中?!
「バーベキュー マナー」とweb検索をすると、「悪い」
という関連検索ワードが出てきます。
近年、バーベキューをする人達のマナーの悪さが問題となっています。
新聞やニュースなどでも、そういった記事を目にすることが多く、
バーベキュー人気の高さがうかがえるとともに、
マナーを守れない人たちが大勢いることが分かります。
では、バーベキューでのマナー違反とはどういったものが
あるのでしょうか?
違反例と改善点についていくつか挙げてみたいと思います。
騒音
多くの場合、バーベキューをするときは、
家族や友人、馴染みの人たちと楽しむと思います。
大人はお酒もすすみ良い気分♪子どもはいつもと違った
環境で楽しく嬉しい♪
大人も子どもも、羽目を外して大はしゃぎ!という場合も
多いのではないでしょうか?
特に、自宅の庭・ベランダ(自宅が集合住宅であるとか、
住宅街に位置しているなど場所にもよりますが)では、
大きな話し声は近隣住民に迷惑をかける行為となります。
野外のバーベキュー場でも、度を越えた大声は避けましょう。
また、音楽を流したりや楽器演奏なども同様です。
そして、最近では子どもをあやしたりするのに
スマホの動画を使うという方もいらっしゃると思います。
どうしてもという時は、音量を下げ、車内や自宅内で見せましょう。
意外なところでは、車のドアの開閉音も響きやすいので注意したいものです。
夜間や早朝は特に、騒音についてのトラブルが増える時間帯
です。
次の項目でも詳しくお話しますが、自宅ならば、洗濯物を干している時間帯は避け、
取り込み終わってからの夕方にスタートするのが良いでしょう。
節度を守って楽しみましょう。
煙
バーベキューをするのに避けられないのが、煙ですよね。
煙と炭のにおいが、出ないようにするのはほぼ不可能です。
特に、自宅でバーベキューをする際に、住宅街であれば、
外に干してある洗濯物ににおいが移ったり、灰が飛散したりと、
多少なりとも近隣住民へ影響を与えてしまいます。
ですので、自宅であれば、夜間や早朝は避け、なるべく
長時間のバーベキューは避けたいものです。
周囲にできるだけ迷惑をかけないよう、比較的、煙や
においが少ない種類の炭を使用するなど工夫をしましょう。
☆詳しくはこちらの記事も参考にどうぞ☆↓
バーベキューの炭に違いはある?種類・価格・特徴など徹底解説!
また、バーベキューをする旨を近隣住民へ事前連絡したり、
関係性として可能ならば、バーベキューへ招待するなど、
お互いに理解を深めることも大切です。
そして、炭の煙と合わせて、花火の煙についても気を付け
なければなりません。
バーベキューの際の手軽な遊びとして花火をする方も
多いと思います。
しかし、バーベキュー会場によっては花火を禁止している
ところもあり、事前確認が必要ですし、
自宅でも、花火の煙やにおいも、周囲への配慮が必要です。
煙については注意深く見ながら、風向きなどによっては
周囲への迷惑になるということも忘れてはなりません。
ゴミ
バーベキューのマナー違反として目立つのが、ゴミ処理についてです。
バーベキュー場にゴミを放置したまま帰り、
そのゴミが散乱して、近隣住民が迷惑を被っているという
ニュースが最近、報道されていました。
野外のバーベキュー場では、ほとんどの場合、
ゴミは自分たちで持ち帰る必要があるでしょう。
会場に捨てて良い場合でも、分別方法は場所によって
異なるので、事前に必ず確認しておきましょう。
また、ゴミを会場からは持ち帰ったものの、
帰宅途中のサービスエリアや道の駅、コンビニエンスストアなどの
ゴミ箱に捨てる人がいるようです。
もちろんこれもNGで、きちんと自宅まで持ち帰るのがマナーです。
そもそも、会場で出るゴミを減らす工夫をしてはどうでしょうか?
前日や当日に自宅で準備ができる人は、お肉はトレーから
密閉袋へ詰め替えたり、野菜も事前に切っておき、
ヘタや皮などの生ゴミが極力出ないようにするのもおすすめです。
ゴミ処理の観点からは、自宅バーベキューはゴミが片付け
やすく、負担が少ないですよね。
場所の確保
これは、バーベキュー会場でのマナーですが、
会場の使用者が自分たちだけという場合を除き、
他にもバーベキューを楽しむ人たちがいるわけです。
キャンプ場などでは、区画サイトという予約制で
指定のスペースが割り当てられるものや、
フリーサイトという広大なスペースから好きな場所を
確保できるものなど、場所の確保も重要になってきます。
自由に場所を決められるならば、混雑状況をみて、
あまり広くスペースを取らないようにしましょう。
場所を指定された場合も、もしテントやタープを張る場合は、
コンパクトな設営をし、隣りの区画ギリギリに
設営するのはやめましょう。
ペグがはみださないように確認して、どうしても
はみ出てしまうようなことがあれば、お隣に声掛けし、
許可をもらうのもマナーです。
withコロナのバーベキューマナー
新型コロナが終息の兆しを見せないまま、今年も夏を迎えています。
外出に制限もあり、3密を回避して、となると、なかなか
楽しめることは多くありません。
野外でするバーベキューならいいのでは?
自宅バーベキューならいいのでは?
と考える方もいるでしょう。
しかし、全国各地の自治体、公園、バーベキュー場などでは、
マナー違反によるトラブルが多発し、バーベキューや
火気の使用を禁止する所も出ています。
これは、上記で挙げたようなマナー違反と合わせて、
大勢で飲食したり、マスクをせず大声で騒いだり、
感染リスクとなるようなバーベキューをしている人たちが
いるためです。
はたして、このwithコロナ状況下でバーベキューをするには、
どんなマナーが必要なのでしょうか?
感染リスクが高い行動
調べてみたところ、バーベキューで感染リスクが高い行動として、以下が示されていました。
・鉄板上で同じ食べ物をつつく
・大皿やカップ、トングなどの共用
・お酒を飲んで大声になる、会話の距離が近くなる
・タープテントの中で話す、はしゃぐ【情報】るるぶKids(2021.8.10) より引用
クラスター発生事例
また、国立感染症研究所によると、バーベキューによる
クラスターが発生した事例では、
人が大皿の周囲に密集し会話することで飛沫に曝露した可能性や、
マスクを着用せずに自由に移動し、複数の人と会話をしたことで、
感染が拡大した可能性が考えられた。【情報】国立感染症研究所:「趣味など余暇活動」における
集団感染事例について(2021.8.10) より引用
としています。
飛沫感染のリスクが高い行動に十分に注意しようということですね。
バーベキューにおける感染対策
withコロナ状況下でのバーベキューマナーとして、
次に挙げることに気を付けましょう。
・屋外または換気可能な場所で行う
・少人数で行う(できれば同居家族が望ましい)
・食事中以外はマスク着用を徹底し、お互いの身体的距離
を十分に取り、密集しないようにすること
・食器の共用は避ける
・手洗い、消毒はまめに行う
・体調不良の自覚症状がある人は参加しない
・イベントの直近2週間前に、自らが感染している可能性がある
(感染流行地への渡航、濃厚接触者と一定期間接触があるなど)
場合は、無症状でも人に感染させる可能性があることを
意識して、参加を自重する【参考】国立感染症研究所:「趣味など余暇活動」における集団感染
事例について(2021.8.10)
この時期は熱中症にも気を付けなければなりませんが、
マスクをし、人と人との距離を保つのはwithコロナでのマナーです。
マスクをするのがあまりにも暑い日や、会場の混雑など、
リスクを回避するためには、バーベキューを延期する、
短時間の開催とするなどの決断も必要になってくるかもしれません。
コロナ対策の点からも、最近はソロバーベキューや、
家族での自宅バーベキューが人気となっているのも頷けますね。
☆こちらの記事もどうぞ☆↓
ソロキャンプ&バーベキューにおすすめ!コンパクトバーベキューコンロ4選!
まとめ
今回は、バーベキューにおけるマナーについてお話しました。
バーベキューの際は、周囲への配慮を決して忘れないことが大切です。
また、withコロナ状況下でのマナーも守ったうえで、
みんなが安心してバーベキューを行えるといいですよね。
そして、いつの日か新型コロナが終息し、また大勢で
楽しくバーベキューが行える日が来ることを願って!
参考文献
・『アウトドアキャンプ100の基本』学研パブリッシング,2013
・森風美『はじめよう!ソロキャンプ』山と渓谷社,2021
・バーベキュー炉作り研究倶楽部『失敗しないバーベキュー炉作りの基本』日東書院本社,2017
・松山拓也『キャンプ大事典』成美堂出版,2019
参考情報
・国立感染症研究所「趣味など余暇活動」における集団感染事例について(2021.8.10)
・るるぶKids(2021.8.10)
主婦歴10年。1児の母。 在住の島根はBBQ場やキャンプ場もあるが、自宅庭BBQが多い気が。我が家はと言えば、実家に皆集まり、旬の採れたて野菜を味わうのがBBQの醍醐味。最近続々オープンするグランピング場に行きたい!