【後編】宿泊キャンプBBQに使えるテントの種類・選び方とは?!アウトドア用品店STAFFが解説!【アイテム】 | 日本最大級のバーベキュー場プラットフォーム Bavi

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  • 最終更新日最終更新日: 2021.12.11
  • コラムカテゴリー アイテム

【後編】宿泊キャンプBBQに使えるテントの種類・選び方とは?!アウトドア用品店STAFFが解説!

皆さんこんにちは!
アウトドア用品店スタッフ兼ライターのyuta21_0130です。

前回に引き続き、
専門知識と販売経験を活かして、
皆さんにテントの種類、おすすめアイテム、選び方等を
シェアしていきます。

前回のコラムはこちら↓
【前編】自宅BBQ~デイキャンプ程度に使えるテント、タープの種類・選び方とは?!アウトドア用品店STAFFが解説!

今回は後編ということで、
「デイ~宿泊キャンプBBQ(バーベキュー)」がテーマです。

より、外で過ごす時間が長く、
アウトドアのレベルとしてはワンランクアップした情報として
捉えて頂ければ幸いです。

テントの選び方

タープについては、
前回のコラムを参照いただき、今回は
「デイ~宿泊キャンプに使えるテント」について
お話を進めていきます。

早速、選び方についてですが…
以下4点が特に重要になります。

・人数
・スタイル
・車への積載
・設営難易度

アウトドア用品店で接客する中で
種類の多さに悩まれているお客様の姿をよく目撃します。

予算も大事ですが、
まずは購入の前にこの4点、考えてみてくださいね。

人数

前回同様、大きさを決める上で重要です。
パッケージの人数表記は「定員」です。
宿泊ともなれば、荷物が増えますので、
収納場所をどこに設置するのか、考える必要があります。
テント内に、ということであれば、
定員よりも1~2名分、余裕をもって選択しましょう。

用途

上記に通じる部分でもありますが、
ゆったりとした居住空間でアウトドアを楽しみたいという方なら、
多少設営に時間がかかっても、定員にゆとりがある、
大きいものを選んでもよいでしょう。

逆に、テントは寝るための空間だから狭く感じたって構わない。軽量化させたい。
という方なら定員ギリギリで軽量化されたものも、ありかと思います。

皆さんが、キャンプでどう過ごしたいのか、
必要な居住空間を想定してみてください。

積載量

使用されるテントの種類によって、
収納時の大きさが違ってきますね。
ポールの本数も異なります。

宿泊となると、同時に持ち運ぶ荷物の量も増えますので
サイズについては、総合的に考えた方がよいでしょう。

自家用車の乗車人数とトランクの広さを加味して
決定してください。

設営難易度

テントの種類によって、設営に必要な人数や方法、
所要時間が異なります。
初めて大型テントを購入する方向けの、
おすすめのアイテムも紹介しています。
ご自身のアウトドア経験を考慮しつつ、選ぶとよいでしょう。

おすすめのテント

比較表

人数 用途 設営難易度 その他
ドーム
テント
1~5 寝室 コンパクト収納
2ルーム
テント
2~6 リビング
寝室
広い
トンネル型
2ルーム
2~6 リビング
寝室
大型テント
初購入向け
ワンポール
テント
1~8 寝室 おしゃれ
シェルター 2~8 リビング
寝室
広い

早速、それぞれのテントについて
詳しく見ていきましょう。

ドームテント

【Amazon】コールマン(Coleman) テント BCクロスドーム 270 グリーン
※4~5人収容可能。
宿泊だけでなく、デイキャンプにもおすすめの大きさです。
車に問題なく積載できます。

【Amazon】スノーピーク(snow peak) テント アメニティドーム [3人/5人/6人用]

【Amazon】コールマン(Coleman) テント ツーリングドーム ST 1~2人用

特徴

ソロ用から大人数用まで大小様々、
スタンダードな半球体型をしたテントです。

2~3本のメインポールから成り立っているので
使用する本数も比較的少なく、設営しやすいタイプ。
収納してもスマートで持ち運びしやすく、
初心者でも取り扱いやすいアイテムです。

主に寝室として使用されることが多く、
大型の物は全方位を囲んだ「シェルター」としても使うことができます。
遮光性に優れ、プライベート空間を作ることができます。

注意点

寝室として使う場合が多いため、食事場所の確保が難しいです。
前室部分をポールで跳ね上げ、タープ代わりにもできますが、
2人以上いる場合は収まりきらないことが多いので、
タープやシェルターでリビングスペースを確保する必要があります。

こんな方におすすめ

・ソロ~4、5人でキャンプする方
(テントのサイズによります。)
・設営にあまり時間をかけたくない方
・なるべくコンパクトに収納したい方
(大人数の場合はタープとの併用を推奨)

2ルームテント

【Amazon】スノーピーク(snow peak) テント ランドロック [6人用] 

【Amazon】コールマン Coleman タフスクリーン2ルームハウス LDX+

特徴

最近では小型化したものもありますが、基本的には大人数に適したテントです。

リビングスペースと寝室が一体になっているので
テントを張って、タープを張って…
という2回分の手間を1回で済ますことができます。

テント内で人が立ったまま移動できるものが多いので、
着替えにも便利。
様々なシーンでプライベート空間を確保できます。

注意点

大きくて荷物がかさばること、
ポールの本数がドーム型より多いので設営の難易度が上がります。

設営に慣れるまでは説明書や説明動画を見ながら、
2人以上で設営することをおすすめします。

こんな方におすすめ

・2~6名でキャンプする方、ファミリー等
・居住空間を広く確保したい方
・広いプライベート空間が欲しい方

2ルームテント(トンネル型)

【Amazon】ogawa(オガワ)アウトドア キャンプ テント アポロン [5人用]

【Amazon】スノーピーク(snow peak) テント エントリー2ルーム エルフィールド TP-880 4人用

特徴

「2ルームテントの派生型」で大人数に適したテントです。
一方向にポールを入れアーチを描くため、
その形から「トンネル型」もしくは「かまぼこ型」と言われています。

ポールを組む難しさがなく、
2ルームの中でも設営しやすいため、
初めて大型テントを買う方には人気の形です。

注意点

大型テントなので、かさばります。
張り綱がないと自立しないものが多く、
耐久性が上記の2ルームテントよりも劣ることが多いです。

張り綱、テントのしわをピンっと張り、
なるべく風の影響を受けにくい様に設営することがコツです。

こんな方におすすめ

・2~6名でキャンプする方、ファミリー等
・居住空間を広く確保したい方
・設営に時間をかけたくない方
・初めて、大型テントを購入する方
・広いプライベート空間を求める方

ワンポール(ティピ型)テント

【Amazon】ogawa(オガワ) テント ピルツ15-2 [8人用] 

 

【Amazon】NORDISK(ノルディスク) アルフェイム

特徴

ソロ用から大人数用まで大小様々。
サーカス団のテントのような、三角錐形のテントです。

三角錐の裾部分をペグ打ちしてからポールを真ん中に立てるだけなので、
一番わかりやすく初めての方でも簡単に設営できるものが多いです。

形がオシャレという事もあり、
SNS映えを狙って、リゾート地などにある常設テントとして、
あるいは、グランピングに用いられることが多く、
女性からの支持が熱い形です。

注意点

室内の真ん中にポールがあるため部屋が分断されてしまいます。
裾の方は居住空間にしにくい構造のため、
レイアウトに制限が出ます。

テント内で使うファニチャー関係について、
どんなものにするのか考える必要があります。

ペグの本数が多い傾向にあるので、
打ちやすいハンマーとペグも用意するとよいです。

こんな方におすすめ

・ソロ~4、5人でキャンプする方
(テントのサイズによります。)
・ドームテントよりさらに、設営に時間をかけたくない方
・おしゃれなサイト作りをしたい方
(大人数の場合はタープとの併用を推奨)

シェルター

※2ルームテントも寝室のインナーを外せばシェルターとして使えます。

【代表的なシェルター】

【Amazon】スノーピーク(snow peak) テント リビングシェル [4人/6人用]

【2ポールシェルター】

【Amazon】スノーピーク(snow peak) タープ/R ランドステーション L TP-820 [6-8人用]

【Amazon】ogawa(オガワ) アウトドア キャンプ テント シェルター型 ツインピルツフォークL

特徴

一見すると、2ルームテントなのですが、
中に寝室がないものをシェルターと言います。
大型のものが多いですが、少人数、大人数どちらにも対応しています。

他にも裾にペグを打ち、2本のポールで設営する
2ポールシェルターという形も多く出回っています。

タープよりプライベート空間を確保でき、
コットという組み立て式のベッドのみで寝るという事もできます。

最近はシェルターに小型のドームテントをインストールする、
「カンガルースタイル」も人気です。

注意点

設営方法が2ルームと似ているため、設営難易度が高いです。
設営に慣れるまでは説明書や説明動画を見ながら、
2人以上で設営することをおすすめします。

ものによって、寝室に当たる「インナールーム」が別売りになっており、
一式揃えると高額になります。

こんな方におすすめ

・2~8人でキャンプする方
・居住空間を広く確保したい方
・小型のテントやコットを持っていて
「カンガルースタイル」でキャンプをしてみたいという方
・広いプライベート空間が欲しい方

使用上の注意点

※購入時の注意点については
前回のコラムを参考に!

補足として、
テントやタープを使用する際の注意点をお伝えしておきます。
必ず確認してくださいね。

テント、タープ内では火気厳禁

タープの下では燃える可能性があるという点で、
基本的には火気厳禁です。

強風が吹いて倒れた場合火事になるので、
バーベキューを行う場合は、
タープの外側で行いましょう。

焼くのは外、食べるのはタープ下というように
調理と食事の空間を分けるとよいでしょう。

テント内も同様、火気厳禁です。
火事の危険性はもちろんですが、
密室になるので一酸化炭素中毒の危険性もあります。

絶対にテントの中では火気は使用しないようにしましょう。

風向きに注意

バーベキューコンロの風下にテントを配置するように設営すると、
火の粉がテントに当たって穴が開いてしまったり、
最悪火事になってしまうこともあります。
他にも煙が食事場所に流れるので注意が必要です。

逆にテントやタープの風下でバーベキューをすれば、
いくらか風を遮るので煙が流れにくくなります。

風向きも考えたうえでレイアウトを組むとよいでしょう。

まとめ

前編・後編に分けて、テントやタープの種類や選び方を
ご紹介させていただきました。
中でも今回は、「宿泊キャンプバーベキュー」に合ったテントに特化して
お送りいたしました。
いかがでしたか?

↓選び方のポイントはこの4点↓

・人数
・スタイル
・積載量
・設営難易度

大型のテントがほとんどで
お値段が張るものが多いですので、
しっかりと考えて購入したいですね。

比較表を参考にしながら、
ご自身のニーズに合ったアイテムを選んでいただければ幸いです。

では、また!

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校正:海見千絵美
編集管理者:若槻由香梨
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Bavi編集部

チームBaviはバーベキューのプロ集団。10年以上続く出張BBQサービスの経験を活かして、信頼できる情報をお届けします! 出張BBQのご用命はコチラ▶▶▶【Bavi(手軽にBBQ.com)】https://www.gpc-bbq.com/

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