【保存版】BBQでおすすめの豚肉部位（内臓除く）ランキング！〈BBQレンタル屋精肉職人監修〉【アドバイス】 | 日本最大級のバーベキュー場プラットフォーム Bavi

こんにちは！Bavi編集部です。
今回は、「BBQ（バーベキュー）でおすすめしたい豚肉の部位（内臓除く）」についてお届けします。

いつもなんとなーく知っている部位を買ってしまったり、バーベキューセットにお任せしてよく考えていない！という方も多いのではないでしょうか？

Bavi編集部が調査したところ、部位によって味や食感が大きく違うということがわかりました。（実は同じ部位でも場所によって味が違いますが、それはまた次回…笑）

今回は精肉会社、食品卸会社、農林水産省の公式サイト情報からBaviならではの視点で基本の豚肉部位（内臓を除く）をまとめた上で、バーベキューでおすすめの部位についてお伝えしますね。

バーベキューと言えば牛肉を思い浮かべる方が多いと思いますが、本コラムで豚肉の魅力をご紹介しますよ♪

BBQレンタル（デリバリー）のプロBaviより、精肉職人歴17年の土屋監修。ぜひ参考に！

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結論：バーベキューでおすすめしたい豚肉部位ランキング！（精肉職人：土屋監修）リンク挿入

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【保存版】BBQでおすすめの牛肉部位（内臓除く）ランキング！〈BBQレンタル屋精肉職人監修〉

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【保存版】BBQでおすすめの鶏肉部位（内臓除く）ランキング！〈BBQレンタル屋精肉職人監修〉

主要な豚肉部位（内臓除く）とは？

比較的、スーパーや精肉店で皆さんが手に取りやすい部位は限られるのではないでしょうか？各サイトによって、どこまで詳しく掲載するかは様々でしたが、今回は農林水産省公式サイト「豚の部位図鑑」を基に、内臓を除いた豚肉の正肉部位を8つご紹介します。

〔今回ご紹介する豚肉部位〕
ネック（トントロ）、肩ロース、ロース、肩、ヒレ、バラ、そともも、もも

ネック（トントロ）

・部位

頬から首の部分。豚一頭から2％ほどしか取れない希少部位。

・特徴

マグロのトロのように脂がのった食味。ほどよい歯応えがありジューシー。

・調理方法

焼肉、煮込み（チャーシュー）
※柵の状態で煮込むと柔らかくなり、深い味が出る

肩ロース

・部位

肩に近く、良く運動する部位。

・特徴

脂肪が粗い網状に混ざり、ロースよりもコクのある濃厚な味の赤身肉。程よい歯応えがある。

・調理方法

生姜焼き、ソテー、とんかつ、しゃぶしゃぶ、煮込み、カレー、厚切りスーキ、焼肉

・補足

調理時は、赤身と脂肪の境にある筋を切って使うと良い（筋切り）。

ロース

・部位

豚の胸から腰に掛けての部分にあたる位置の背中側。豚肉の中でもヒレに並ぶ最上級の部位。

・特徴

きめが細かい肉質。赤身が中心だが、適度にのった脂肪にうま味がある。

・調理方法

とんかつ、すき焼き、生姜焼き、ポークソテー、ローストポーク、豚しゃぶ

・補足

日本ではハムに加工されることが多い。

肩

・部位

豚の前足にあたる部位。

・特徴

肩の部分は体重がかかりよく運動する部分でもあるので、きめがやや粗く硬めのしっかりとした筋肉質。赤身が多めで濃厚な旨みを持つ。他の部位に比べて肉色が少し濃い。コラーゲンが豊富。

・調理方法

煮込み（豚汁、シチュー等）、焼肉、しゃぶしゃぶ
※薄切りや角切りにして、長時間煮込んで柔らかくするとうま味が引き立つ

・補足

「ウデ」とも呼ばれる。豚切り落とし肉や、豚ひき肉の材料としても使われる部位。焼肉メニューとして見かける肩バラ（ブリスケ）は濃い味。

ヒレ

・部位

ロースの内側に2本ある、豚一頭から2％しか取れない希少部位。

・特徴

豚肉の中でも最もきめが細かく柔らかいが、味わいは淡白。脂質が非常に少なく、豚肉部位の中で最も糖質が低い。

・調理方法

油を使う料理（ヒレカツ、ヒレステーキ等）
※長時間加熱しすぎるとパサつくため、煮込みなどは向かない

バラ

・部位

胴のお腹の部分。

・特徴

赤身と脂肪が交互に三層になっているのが特徴。骨の周りは特に濃厚な味わい。

・調理方法

ベーコン、焼き肉、角煮、酢豚、チャーハン、焼き豚

・補足

「三枚肉」とも呼ばれる。骨つきのものは「スペアリブ」と呼ばれ、バーベキューや焼肉で人気♪

そともも

・部位

ももよりもよりお尻に近い部位。

・特徴

肉質がかたく肉色の濃い部分はきめが粗い。

・調理方法

炒め物（薄切り）、煮込み（角切り）、豚汁（小さめにカット）

もも

・部位

豚のお尻からももにあたる部分で、歩行に使われ良く運動する部位。

・特徴

ヘルシーな赤身がメイン。肉質はきめが細かくしっかりとしている。脂肪が少なく、豚肉の部位の中でヒレ肉に次ぎビタミンB1を多く含んでいる。

・調理方法

しゃぶしゃぶ・ソテー（薄切り）、カレー・シチューなど煮込み（角切り）、煮豚・焼き豚（塊肉）
※焼く際に加熱しすぎると硬くなるので加熱時間に注意

・補足

ももをハムにしたのがボンレスハム。

焼肉料理？煮込み料理？豚肉部位（内臓を除く）の選び方

上記の通り、調理別に考えるとバーベキューを含む「焼肉料理」、スープなどの「煮込み料理」に大別されます。基本的には、肉質、硬さ、切り方によってその調理法が異なります。

肉質が柔らかい部位はステーキやグリルなど焼肉料理に向くため、調理の際は加熱しすぎないことが肝心。硬い肉はシチューなどの煮込み料理に向き、加熱するほどに柔らかくなります。

エバラ”お肉の部位の特徴”おいしいレシピ．
https://www.ebarafoods.com/recipe/nikubui/．（2024/4/8）

ステーキとは、肉を厚くカットした料理であり、その形状や特徴は様々です。

GOLAZO”ステーキとはどのような料理？”公式サイト．https://steak-golazo.jp/column/．（2024/6/18）

鉄板やグリルパンで焼く場合にもグリルと呼ぶことがあり、焼肉やバーベキューもグリルの1つに分類されます。

織田調理師専門学校”「グリル」「ロースト」「ソテー」、焼き方にどんな違いが！？”公式サイト．https://cook.oda.ac.jp/column/1333/（2024/6/18）

上記の通り、「バーベキューはグリルの1つ」とありますので、バーベキューは焼肉料理に含まれることになります。皆さんの認識としても、日本のバーベキューでは「焼く」ことが圧倒的に多いと言えるでしょう。

厳密に言えば、バーベキューの調理法はグリルだけでなくローストしたり、ソテーしたり多岐に渡る様ですが、今回はこの議論は避けさせていただいて（笑）、焼肉料理の中でも「グリル」に特化しておすすめしたい豚肉部位、バーベキューに合った部位をご紹介したいと思います。

結論：バーベキューでおすすめしたい豚肉部位ランキング！（精肉職人：土屋監修）

基本的に、バーベキューでおすすめしたい部位は硬い部位より柔らかい部位で、焼きすぎても固くならないものが良いでしょう。

1位：肩ロース

・おすすめしたい理由

何にでも使え、調理の幅が広い。味のバランスが良く、厚く切っても柔らかい。

・焼き方のコツ

基本は遠火の弱火。
※ゆっくりと火を通すことにより旨味を閉じ込め、豊富な筋繊維を柔らかくするため
※アルミホイルに包んで、遠火の強火でもOK

・切り方のコツ（厚さ）

厚さは5㎜程度、長さは5㎝程度が目安。
繊維を断ち切るようにT字に切る。
脂は3分の2程度残す。

・バーベキュー以外のおすすめ調理方法

チャーシュー、煮込み、とんかつ、蒸し物など

・補足

選べるのであれば、よく動く硬いネック側より、リブロース頭側を選ぶのがおすすめ。　

2位：ヒレ

・おすすめしたい理由

脂っこくなく、柔らかい。調理の幅が広い。

・焼き方のコツ

ヒレ1本を丸ごと焼くのがおすすめ。
※アルミホイルで包んで蒸し焼き、または、ボイルしてから網で焼く

・切り方のコツ（厚さ）

5㎜スライス（肉巻きなら2㎜）。厚めに切ってもOK。

・バーベキュー以外のおすすめ調理方法

野菜の肉巻き、豚しそロール巻

3位：バラ

・おすすめしたい理由

買いやすい部位で、調理方法が多く、少しあれば満足感が得られる。

・焼き方のコツ

遠火の超弱火でじっくりと焼く。
※ゆっくりと火を通すことで中の余分な脂が落ちるため

・切り方のコツ（厚さ）

やや厚めでもOK。

・バーベキュー以外のおすすめ調理方法

ベーコン

番外編：スペアリブ

・おすすめしたい理由

ワイルド、骨の周りが美味しい！旨味を感じやすい。

・焼き方のコツ

骨を下にして、弱火でじっくり焼く。

・切り方のコツ（厚さ）

スペアリブの塊は、骨と骨の間に包丁を入れると力が要らずカットしやすい。
カット済みのものをより食べやすくするには、骨と身の間に包丁を入れると良い。

・バーベキュー以外のおすすめ調理方法

山賊焼き（塩気を強めで）

まとめ

＜結論：バーベキューでおすすめしたい豚肉部位ランキング！（精肉職人：土屋監修）＞
1位：肩ロース
2位：ヒレ
3位：バラ
番外編：スペアリブ

今回は「BBQ（バーベキュー）でおすすめしたい豚肉の部位（内臓除く）」についてお届けしました。いかがでしたか？

ご紹介したように豚肉にはたくさんの部位があり、その特徴によって調理方法も様々でしたね。

バーベキューでは牛肉がメインとなりがちですが、ぜひ豚肉も♪精肉職人おすすめの部位はもちろん、番外編で挙げたスペアリブもバーベキューに持って来いの旨みたっぷり部位です。ぜひ今度のバーベキューでお試しくださいね！

皆さんのバーベキューライフが彩りあるものになりますように♪

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参考情報
・農林水産省
豚の部位図鑑
・株式会社サイボク
・株式会社プレコフーズ
・日本ハム
豚肉をとことん知りつくす
豚肉の基礎知識

監修者紹介

Bavi専属精肉職人：土屋

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精肉職人歴17年。某大手スーパー精肉部門を拠点に精肉技術を磨いた。主任兼技術トレーナー。時にホテル、時に寿司屋、時に刃物店…付随する技術は自ら足を運んで修行の毎日。セルコグループ精肉部門技術コンテストにて堂々の日本一獲得。特技は体操。趣味はバイク・車・料理。

▼プロフィール詳細▼
https://bavi.jp/contents/bavi-meat/