- 最終更新日: 2021.11.11
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BBQで作る簡単おつまみ【調理時間10分以内】スキレット料理のレシピ3品!
生まれも育ちも北海道!
アウトドアやグルメ系の記事を書いている
WEBライターの都良(TORA)です。
北海道民はみんなバーベキュー(BBQ)が大好き。
北海道の短い夏を満喫するかのように、
天気の良い日には庭先にバーベキューコンロを出して、
家族や友だち、近所の人たちと
”ジンギスカン”や魚介、野菜を焼いて楽しんでいます。
天気が悪くたって、車庫の中でバーベキューをしちゃいます。
そんな道民の一人である筆者も、もちろんバーベキューが大好き。
そしてバーベキューをしながらダラダラとお酒を飲むのが楽しみなんです。
しかし、ずっと肉や魚介を焼くだけでは飽きてくる。
他のおつまみが食べたくなるけど、酔っているので
手間のかかるものは作りたくない。
そこで最近よく作るのが、スキレットを使った簡単おつまみです。
目 次
スキレットはバーベキューにピッタリの調理器具
ここ数年のキャンプブームで人気となっている調理器具が、
鋳鉄製のフライパン「スキレット」ですよね。
通常のフライパンと比べると、
使う前のシーズニングや使った後の手入れが必要ですが、
何と言っても、焚火や炭火にも直接載せて
ガシガシ使えるのが魅力です。
最近では、
100円ショップやホームセンターなどでも販売されているので、
お持ちの方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、調理時間10分以内!
スキレットを使って簡単に作れるおつまみレシピを3品ご紹介します。
タコとエリンギのアヒージョ
【材料】1人前(調理時間:10分)
タコの足…150g
エリンギ…1本(中)
ニンニク…1片
鷹の爪…お好みの量
オリーブオイル…100㏄程度
【作り方】
- ①タコの足とエリンギを適当な大きさに切ります。
- ②スキレットにオリーブオイルとスライスしたニンニクを入れて火にかけます。
- ③ニンニクの香りが立ってきたら、タコの足とエリンギ、
鷹の爪を入れて火が通るまで加熱します。 - ④火が通ったら完成です。お好みでパセリをふりましょう。
★コメント★
今回はタコの味とエリンギを使いましたが、エビや砂肝、
マッシュルーム、ブロッコリーなど材料はお好みで作れます。
小さなお子さんも食べる場合には鷹の爪を入れずに作りましょう。
食べ終わった後にはオリーブオイルが残りますが、
バゲットなどのパンに付けて食べるのがオススメです。
白ワインにピッタリのおつまみですよ。
ナスとトマトのミートソース焼き
ナスとトマトの相性は抜群!
今回は市販のミートソースと溶けるチーズを使って
簡単に作れるレシピをご紹介します。
【材料】1人前(調理時間:10分)
ナス…長なす1/2本(または小ナス1本)
トマト…中玉1/2個
ミートソース…1人分
溶けるスライスチーズ…2枚
オリーブオイル…大さじ1杯
【作り方】
- ①ナスはヘタを取り、1㎝幅でスライスします。
ナスのエグミが気になる人は、
水にさらしてアク抜きをすると良いでしょう。 - ②トマトもヘタを取って、1㎝幅にスライスします。
- ③スキレットを火にかけて温まったら、
オリーブオイルを入れ、ナスがしんなりなるまで炒めます。 - ④ナスに火が通ったらスキレットに並べて、その上にトマトをのせます。
- ⑤ここで登場するのが市販のミートソースです。
どの商品でもOKですが、ソースが1人前ずつに分かれているものがオススメです。
スキレットにパスタ1人前のミートソースを入れます。 - ⑥ミートソースが温まってグツグツとなってきたら、
その上に溶けるチーズをのせて、チーズが溶けるまでさらに加熱します。
この時に、専用のフタを使用すると早く火が通ります。
ない場合には同じサイズのスキレットをフタの代わりにします。 - ⑦チーズが溶けたら完成です。
★コメント★
ナスの代わりにズッキーニを使っても美味しいです。
フタにする同じサイズのスキレットがない時には、
アルミホイルで代用することもできますよ。
また、家庭で作る時は、ホワイトソースやマカロニを加えてグラタンにするのもオススメです。
鮭とエリンギのみそマヨネーズ焼き
北海道には、
鮭やホッケなどの魚と野菜を蒸し焼きにして味噌で味付ける
「ちゃんちゃん焼き」という郷土料理がありますが、
今回はみそにマヨネーズを加えて鮭を調理しました。
【材料】1人前(調理時間:10分)
生鮭切り身…2切れ
エリンギ…2本
味噌(今回は液体タイプを使用)…大さじ1杯
マヨネーズ…大さじ1杯
サラダ油…小さじ1杯
【作り方】
- ①最初に味噌とマヨネーズを合わせておきます。
今回は液体タイプの味噌を使いましたが、
普通の味噌を使う場合は味噌にお酒または水50ccを入れて溶くと
マヨネーズと合わせやすくなります。 - ②火にかけたスキレットにサラダ油をなじませて、
食べやすい大きさに切った鮭とエリンギを入れて火を通します。 - ③鮭に火が通ったら、
合わせておいた味噌とマヨネーズを上からかけます。
そのまま1~2分煮込んだら完成です。
★コメント★
今回は、材料に鮭とエリンギを使いましたが、
魚はタラやカレイなど白身の魚ならOKです。
また野菜もキャベツや白菜、長ネギ、玉ねぎなどどんな野菜でも合います。
スキレットにフタをして蒸し焼きにすると、
材料に早く火が通ります。
スキレットを使って焚火や炭火で調理する時のポイント
焚火や炭火の火力調整
焚火や炭火での調理は難しいと思っている方も多いかもしれませんね。
ガスコンロやIH調理器の場合は、
火力を調整するつまみやスイッチで簡単に火力を調整できますが、
焚火や炭火の場合には、すぐに火力を調整することができません。
焚火台やバーベキューコンロで炭火料理をする時には、
器具全体で火を起こすのではなく、
片側に寄せて直接スキレットに火が当たる場所と、
火が直接に当たらない場所を作って、
火力を調整しましょう。
さらに、スキレットを上下させ、火からの距離を変えることでも火力が調整できます。
この2つの方法を使いこなせば、
焚火や炭火でも調理に合わせて強火・中火・弱火と、
火力を変えることができます。
※バーベキューでの火力調整に仕方についてはコチラ
スキレットで料理する際の注意点
鋳鉄製のスキレットは、火にかけると持ち手が非常に熱くなるのでヤケドに注意しましょう。
ハンドルカバーやミトン、タオルなどを用意しておくのがオススメです。
また、底の部分も熱くなっているので、
木製のテーブルなどに置くと焦げ跡がつくことがあります。
スキレットをテーブルに置く時には、直接ではなく鍋敷きを使いましょう。
小型のスキレットは、そのまま器として使うことができますが、
料理を長時間入れっぱなしにすると、
スキレットが酸化して錆びの原因になります。
スキレットのまま食べるときには、できるだけ早めに食べきるようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、焚火や炭火でスキレットを使って調理する
簡単なおつまみのレシピを3品ご紹介しました。
普段、家庭でテフロン加工などコーティングされた
フライパンを使い慣れている方にとって、
スキレットは「焦げ付きそう」や「手入れが大変そう」と思うかもしれませんね。
しかし、使用する前のシーズニングと、使った後の手入れをしっかりとすれば、
焦げ付くこともありませんし、普通のフライパンより長く使い続けることができます。
まだ、スキレットを持っていない方は、ぜひ1つ購入して使ってみてください。
バーベキューの楽しみが広がりますよ。
北海道在住のフリーライター。得意ジャンルは観光、グルメ、アウトドア。趣味はキャンプと食べ歩き、飲み歩き。