【初心者向け】バーベキューで燻製料理を楽しもう♪基本的な作り方&おすすめ食材もご紹介【アイテム】 | 日本最大級のバーベキュー場プラットフォーム Bavi

こんにちは！
私は、バーベキュー歴20年の主婦です。
子どもの頃から事あるごとに家族でバーベキューを楽しんでいます。

約5年ほど前、
流行りの燻製料理を一度試してから
やみ付きになってしまい、
それ以降、バーベキューでは必ず作るように…(笑)

専用の燻製器を使用すれば、
タイマーをつけてほったらかしなのに、
美味しいものが食べられる。
その手軽さがとても魅力的に感じました。

そもそも燻製とは、
食材にじっくりと燻煙に当てながら
スモークチップの香りをつける調理法なのですが、
この香りが苦手な方が中にはいるかもしれません。

でも、うちの子ども達は卵やソーセージ・ベーコンなど喜んで食べていますよ。
きっと、手作りの風味が一味違うからかもしれませんね。

今回は燻製の作り方や、初心者の方におすすめの食材をご紹介します。

いつものバーベキューメニューにちょっとプラスして
燻製料理を楽しんでみませんか？？

そもそも燻製とは？

燻製料理は長期間日持ちするため、昔は保存食として作られていました。

煙に含まれる成分が食品の雑菌を殺菌し、
さらに時間をかけて燻すことで食材の水分量が減少するため、
保存性が高まります。

しかし、最近は保存性の高さよりも、
豊かな香りや独特の風味を楽しむ料理方法として広まっています。

香りを楽しむ燻製料理で一番重要なのが「スモークチップ」です！
チップは様々な種類の原木から作られており、
燻製の定番は「さくら」「ヒッコリー」「なら」「くるみ」などが挙げられます。

それぞれ香りが違い、
その木の持つ香りと食材の相性も考えて選ぶと、
一番美味しく頂けます。

• さくら…人気があり、香りが強いため初心者でも扱いやすい。サンマや豚肉、羊などと相性が良い。
• ヒッコリー…北米で幅広く活用されている燻製材。くせがなく、ハム・ベーコン・サーモンなどと相性が良い。
• なら…色付きがよく優しい森の香り。魚介系の料理と相性が良い。
• くるみ…クセがない香りで色合いが強く出ないため、肉や魚介など幅広く活用できる。

じっくりと燻すことで、それぞれの木の持つ香りが付くので、
素材の味プラス自然の香りを楽しむことができるのです。

ほとんどのメーカーのチップの袋には、
どのような食材と合うかが記載されています。
食材に合わせてチョイスしたいと言う人は、
パッケージを確認してみましょう。

燻製の作り方

【材料】2〜4人前（調理時間：30分〜60分）

燻製器
スモークチップ…ひとつまみ
お好きな具材（たまご、チーズなど）…お好みで

フライパンなどお手持ちの調理器具を上手に利用して、
燻製料理を作ることもできます。

しかし、専用の燻製器を使うことで、
簡単にそして美味しく作ることができるので、
初心者の人は燻製器を使うことをおすすめします！

燻製器はネットで簡単に購入することができますので、
バーベキュー好きの方はひとつ持っておくと、
料理の幅と楽しみが広がりますよ。

【作り方】

では、ここからは燻製の作り方をご紹介していきます。
昔友人から教えてもらった方法で、
私が毎回バーベキューで作っている方法となります。

様々なタイプの燻製器が販売されていますが、
基本的な作り方はどれも同じなので参考にしてみてくださいね！

• ①スモークチップをひとつまみ燻製器の底に敷きます。

• ②網の上にお好みの具材を並べます。
  網から落ちてしまいそうなものはアルミホイルをお皿のように敷きましょう。

• ③バーベキューコンロに乗せて蓋を閉め、強めの火で燻していきます。
  この時、蓋に水滴がたまることがあるので、私は蓋にキッチンペーパーを挟んでいます。
  水滴は燻製器によると思うので、もし水滴問題に悩んでいる人がいたら試してみてくださいね。
• ④それぞれ具材によって出来上がり時間が異なりますので、出来たものから取り出しましょう。

※バーベキューの火力調整についてはコチラ 

美味しく食べるためのポイント

燻製を美味しく食べるためのポイントを3つご紹介します！

チップは「さくら」がおすすめ

先ほどもお伝えしましたが、スモークチップには様々な種類があります。

「さくら」「ヒッコリー」「なら」「くるみ」あたりがよく売られているチップです。

中でも、どんな食材にも合うとされてるのがさくらのチップです。
更に、さくらのチップは香りがしっかり付きやすいため、
テクニックいらずで初心者の人でも簡単に燻製が作れます。

チップの量は少なめから調整

次にスモークチップの量についてです。

チップは一握りほどで十分に香り付けができるので、
気持ち少なめくらいがちょうど良いですよ！

少なめから始めて、足りないようであれば次回から少しづつ足すのがおすすめです。
入れ過ぎ注意です！

少し時間をおいてから食べる

出来立てを食べたくなるものですが、
少し時間をおいて食材が冷めた頃に食べるのがおすすめです。

出来立てを食べても美味しいですが、
時間をおくことでチップの香りと食材そのものの味、
どちらも感じることができます。

粗熱が取れる程度で良いので、
30分ほど放置しておくとより一層深い味わいが楽しめますよ！

バーベキューで他の料理も一緒に作る場合は、
一番はじめに燻製料理を作っておくことで、
段取りよく進められますね。

燻製におすすめの食材5選！

燻製にする食材に悩んだら、
まずは燻製料理の定番5つをお試しください！

ご紹介する食材は、そのままでも食べることができるものが多いので、
火加減を気にする事なく、初心者の人でもチャレンジしやすいですよ！

どれも大人だけでなく子どもも楽しめる食材です。

中級・上級者のベテランさん達は、
生の魚介やお肉に下味を付けじっくり時間をかけて、
燻製料理を作っています。

しかし、いきなり挑戦するには時間と手間がかかり、
初心者の人には難しいと思いますので、
まずはお手軽にできる食材を選んで試してみてくださいね！

チーズ

燻製時間は約30分！

大人も子どもも大好きなチーズ！
燻製チーズは定番なので外せない食材です。
どんな種類のチーズでも美味しく出来上がるので、
お好きなチーズでお試しください。

ソーセージ

燻製時間は約30分！

スモークの香りが付いた燻製ソーセージは、
いつもと一味違う味わいです！
何も付けずにそのままいくらでも食べられてしまいます。

たまご

燻製時間は約30分！

コンビニやスーパーでもよく見かける、
大人気の「くんたま」が簡単に作れます！

半熟くらいのゆで卵を用意しておき、燻製を作ります。
お塩で食べるのも美味しいですが、燻製前にめんつゆに漬け込み、
しっかり味を付けておくのもおすすめです。

ナッツ

燻製時間は約15〜30分！

お酒と相性抜群のナッツも外せません。
ポイントは塩味の付いたナッツを選ぶことです！

ナッツは直接網に置かずに、アルミホイルの上に散らして燻製しましょう。

サーモン

燻製時間は約30〜1時間！

燻製サーモンは立派なメイン料理になります。
お刺身用のサーモンであれば、香り付けをしてレアな状態でも頂けますよ。

まとめ

今回は初心者の方向けに
バーベキューのついでにできる燻製料理についてご紹介しました！
いかがでしたか？

最近では、
コンビニに燻製のおつまみが充実していたり、
燻製専門のレストランがオープンしたり、
とても身近に楽しめるようになりました。

気になっていたもののまだ挑戦していなかった方は、
簡単・短時間でできる食材から試してみてくださいね。

テクニックいらずのさくらのチップ、
ナッツは15分程度からOK、
とってもおすすめです。

自分で作った燻製料理はまた格別ですよ！

《参考情報URL》
・目指せ！燻製名人！（2021.9.10）
・アウトドアーズビータックル（2021.9.13）